
上級
【A】天然真鯛とホタテのポワレ 播州サーモンのフリット添え
◆想い
コース料理の1品ではなく、アラカルトのイメージでつくりました。 1皿で2種の調理法、2種のソースが楽しめます。あえてまとまりがある盛り付けにしました。
◆表現したセトレらしさ
舞子セトレの前は海があり、海のイメージがつよく、山の幸よりも海の幸の食材を使用することに決めました。
【B】オオクチバスのミルフィーユ こだわり野菜の里山仕立て
◆想い
接点のない、一つ一つの恵みの食材を皿の上で調和させました。滋賀の素晴らしい風景を思い浮かべて 作り上げました。
◆表現したセトレらしさ
もともと食用として日本に持ち込まれたオオクチバス(ブラックバス)、実は臭みもなく、身のしまった美味しい魚です。 あまり一般には食用として認知されていませんが、手間を加えて新たな価値をつけて、料理に仕上げました。 この魚を使用することにより、外来種から琵琶湖の生態系を守ることにつながります。
【C】バラとアールグレイのムース ~サングリア仕立て~
◆想い
にごりワイン特有のすっきりとした果実感とフレッシュのフルーツを合わせ、 花の香りがするサングリアをイメージして仕上げました。
花々の彩りと香りを生かし、ドルチェでしか出せないような華やかさを表現しました。
◆表現したセトレらしさ
地産地消をテーマにした料理づくり
目の前に広がるロケーションと共に楽しめる料理
【D】紫陽花 ~新玉葱のムース 梅酒と赤紫蘇ジュレ 魚介のマリネ添え~
◆想い
5月中旬に決勝なので咲き始める紫陽花をモチーフにし、風船氷の器で赤紫蘇の泡や赤紫蘇パウダー、ボリジーの花を使い見立てました。
紫陽花は小さな花が集まって咲いているので生産者、お客様、私達が集まる事を表現しました。
紫陽花は辛抱強い愛という意味があるので辛抱強い愛があったからこそ残ってこれたと思い、この1皿にしました。
◆表現したセトレらしさ
セトレオリジナルの梅酒や飲むお出汁を使い、ナチュレーゼさんの豊潤な旨味のある新玉葱と飲むお出汁の優しいムースに昆布締めした魚介と由良雲丹の塩味を合わせてハイランドヴィラらしく和と洋を取り入れた一皿にしました。
【E】恵
◆想い
日本の食材のおいしさの再確認
◆表現したセトレらしさ
各施設の食材の強みを生かした食材の融合
【F】茂木びわのエキゾチック五三焼きカステラ
◆想い
ラウンジで提供しているカステラを異国情緒溢れるデザートにできないか考えフランス菓子の ムースエキゾチックをカステラと交互に流し爽やかな口当たり仕上げ長崎らしいデザートにしました。
◆表現したセトレらしさ
生産者川口農園の茂木びわとセトレオリジナルな五三焼きカステラを融合させたデザートで表現
【G】太陽をたっぷり浴びた濃厚なミルクと甘酸っぱいイチゴのアフォガード
◆想い
滋賀県、北川農園の北川さんは朝一、日が昇る前に遮光カーテンを開けイチゴに朝日を浴びせることを毎日されてます。その頃、奈良県では植村牧場の黒瀬さんは搾乳をし、一軒一軒牛乳を毎日配達されています。離れた場所ではありますがお二人とも毎日早朝からこだわりを大切にお仕事をされています。太陽をたっぷり浴びた甘酸っぱいイチゴと太陽を浴び元気に育った牛から採れた濃厚な牛乳をアイスにして厳選された浅煎りコーヒーのエスプレッソを注ぎアフォガードに仕立てました。時間が経ち、溶けると濃厚なカフェオレと小菓子として最後まで楽しめます。ドライアイスの煙は春の朝霞をイメージしています。
◆表現したセトレらしさ
セトレの魅力は生産者さんとの信頼関係だと思います。実際に現地に行き生産者さんの元に訪問させて頂き、生産者さんの想いを聞き、ストーリーを価値にし、デザートに表現しました。
【H】古都まほろば 三つの宝物とサンク・エトワールの饗宴
◆想い
各料理長がこよなく愛する食材を一つの皿の上に集めました。 各セトレの地域食材が全て集結したこの一皿のようにいつまでもこの料理長たちとセトレを一緒に守りたい・・・ そんな想いを込めて作りました。
◆表現したセトレらしさ
遠く離れた場所にいても、お互い切磋琢磨しながら日々研鑽を積むセトレの各料理長・・・ 困ったときにはすぐに駆けつけて力になる・・・ それがセトレの強みである・・・そんな料理長が一堂に会する場面をこの一皿に表現しました。