上級
【A】みかん猪のラグー 赤キャベツのクリスタルと大地の恵みを添えて
◆お皿に込めた想い ・こだわり
有害駆除された9割の動物が廃棄処分されています。これらの恵みの食材を有効活用できるようにメニューを考案しました。またジビエの、臭い、硬い、美味しくないの常識を変えてみようと思い作成しています。
◆この作品からアピールできる自身の事業所のガストロノミーとは…?
事業所のコンポストの肥料で育てた野菜と害獣と言われている食材を使い、私たちの技術、知識で付加価値を付けお客様に提供し、お客様自身も環境についての知識、関心を得て頂きたいです。
【B】長崎角煮のバルサミコ風味オランダ家庭料理stamppotを添えて
◆お皿に込めた想い ・こだわり
長崎には古から伝わる南蛮料理があります。出島のオランダ屋敷には西洋料理や中国料理を 作っていました。その食文化和華蘭料理としてが長崎の食卓の味として伝えられて愛されています。
◆この作品からアピールできる自身の事業所のガストロノミーとは…?
野菜の廃材とかを有効活用して長崎の郷土料理和華蘭料理を若いお客様から年配者まで喜ばれるような1皿です。
【C】熟成鹿とフォアグラのパイ包み ~昆布のソースとブルーベリーのモスタルダ~
◆お皿に込めた想い ・こだわり
見た目の華やかさ、鹿とフォアグラとトリュフの香りを楽しめる1皿に仕上げました。 鹿をマリネした昆布、野菜の葉材、鹿の筋を使ってソースを作り皿に乗っている食材が凝縮されたソース 、フォアグラも切った端の部分を使った所、SETREと淡路島と明石海峡橋を表現している所こだわりポイントです。 無駄が出ない様に美味しくなるように愛込めました。
◆この作品からアピールできる自身の事業所のガストロノミーとは…?
この皿でアピールできるガストロノミーは芸術と歴史です。パイ包みと、ラタトゥイユと、モスタルダで、SETRE、淡路島、明石海峡大橋の土地を表現しました。 地形や建物が一番歴史を目で見て感じ取れると考えた為です。
【D】十津川から届いた命の息吹 猪のパテと大根のポトフ&大和鹿と春野菜のナヴァラン
◆お皿に込めた想い ・こだわり
害獣として廃棄される猪や鹿を100%還元する取り組みを行う十津川じびえ塾・・・ そこに共感しつつ・・・じびえの価値を向上させることのできる一皿にしたい!! 鹿と猪は仕込みの際に出る筋や端材、その他の食材もほぼロスになりがちなものをチョイスして再利用した。 何もしなければ原価ゼロのまま消えていく食材を立派な主役に引き上げたい・・・ 十津川じびえ塾の猟師さんの魂をこの一皿にのせたい・・・そんな想いを込めて拘り抜いた一皿です。
◆この作品からアピールできる自身の事業所のガストロノミーとは…?
地域資源・・・どんどん発信して広めていこうというのがどの地域においても世の常です。 しかしながら奈良は地域性と言えばそれまでですが・・・こんなに多くの宝物があるにもかかわらずなかなか広まらず 知られていないものが多い。 その宝物へ積極的にアプローチして料理を通じて世に繋げていくことが私の事業所のガストロノミーです。
【E】鹿のもも肉の柚庵焼と蓮根饅頭
◆お皿に込めた想い ・こだわり
メインの肉料理を作る段階で出る端材を活かして、もう一品組み合わせてみました
◆この作品からアピールできる自身の事業所のガストロノミーとは…?
伝統ある狩猟方法と名産物の融合
【F】里山道中牡丹鍋
◆お皿に込めた想い ・こだわり
丹波篠山の郷土料理である牡丹鍋をイメージして、所謂ビーフシチューのような形でアレンジしました。 部位はスペアリブを使用し、内臓に近いほど臭みが強いと言われてますが、ハーブや柑橘・端材の野菜と合わせて煮込むことで臭みを取って旨味を加えました。 じっくり煮込んだスペアリブはホロホロと口の中で解けます。付け合わせは猪の好物の具材を使用し、マッシュポテトやガルニチュールと合わせて食べることで混然一体の味を楽しめます。
◆この作品からアピールできる自身の事業所のガストロノミーとは…?
猪が大型商業施設や学校に侵入したり、農作業をしていたところ猪に突然襲われるといったニュースが後を絶ちません。近年は猪などの野生動物が市街地に出現する事態が増加し、農家への害獣の被害も深刻化しています。この猪肉を消費することで被害を減らし且つその売上によって地域を活性化するを目的としてこのメニューをつくりました。野菜や肉の端材を使ってソースやガルニチュールを作り、ワインに合う洋食に仕立て上げています。また、舞子事業所は淡路島の傍ということで盛りつけは島とリゾートをイメージした皿にしました。
【G】伝統と放牧牛
◆お皿に込めた想い ・こだわり
牛肉・・・畜産、酪農において大半の農家が赤字経営なのが現状だがその原因の最たる要因が輸入飼料と言われている。放牧牛の餌は、ほぼ牧草野草なので輸入飼料に頼らない畜産はこれからもっと注目される分野だと思う。そういった理由で自分としても物価の高騰や農家の収益アップを応援する意味でも放牧牛を広めていきたい。 伝統食・・・この地に来たからこそ味わえる喜びを感じていただきたので代表的な伝統食である鮒ずしから飯使わせていただきました。お客様には滋味風味を感じていただきたく思います。 野菜・・・生産者さまの想いと意思をお客様に届けることが使わさせていただいている者の使命と思います。無農薬で育ったほうれん草の根には甘味が集中しており生で食べれるくらいシュウ酸が少ないのでご家庭では捨てている根をあえて全面に出し葉も生で召し上がっていただくようにしました。
◆この作品からアピールできる自身の事業所のガストロノミーとは…?
食肉文化の歴史がある滋賀県だからこそ実現してほしい畜産の形を
【H】播州味噌漬けした姫路和牛の炭焼き フォアグラの蕪蒸し添え
◆お皿に込めた想い ・こだわり
姫路の伝統工芸品である瓦とSDGsにも適した広峰山の竹を器にし、肉の端材と野菜の端材を余す事なく最大限に活した肉料理に仕上げました。また、日本古来から食されている発酵食品を用い、播州味噌で漬けた姫路和牛を炭焼きにしています。江戸時代からある和食の蕪蒸しに肉と付け合わせの野菜の端材で引いたコンソメの餡をかけフォアグラのソテーを合わせました。味噌漬けした和牛の炭焼きがしっかりした味わいなのでフワフワの山菜の香りがする蕪蒸しで優しい味にしています。
◆この作品からアピールできる自身の事業所のガストロノミーとは…?
社会問題でもある竹害での土砂崩れを減らす為にも竹の器を、使う事でエシカル消費に繋げました。日本の伝統食や地産地消の山菜や器を使い、.和と洋を掛け合わせ広峰でしか味わえないガストロノミーを表現しました。
【I】近江牛のパイ包み焼
◆お皿に込めた想い ・こだわり
近江牛の端材を使い何か出来ないかと考えた1品です
◆この作品からアピールできる自身の事業所のガストロノミーとは…?
日本3大ブランド牛を料理に使え 地元の野菜等を使用できること